一時停止 全国最下位
新潟県のドライバーが信号機のない横断歩道で、歩行者が道路を横断しようと立ち止まっているときの停止率が23.2%で都道県別で全国の最下位だそうです。(JAF調査:2023年)
ちなみに全国平均は45.1%で一番優秀な都道府県は、長野県で84.4%です。(JAF調査:2023年)
約40年余りトラックを運転し、一日100㎞から多いときは300㎞近く県内を走っていた私が私なりにこの不名誉な状態の原因を分析しました。
面積が広い新潟県は、平野も広いので平坦な道路が多く、そして高速道路が発達し、さらに時速80㎞のバイパスまであり、渋滞も余りないという道路事情が非常に恵まれた環境だと思います。
そのため、スピード感が麻痺しているドライバーがとても多いように感じます。
制限速度を約20キロかそれ以上オーバーしているドライバーが多く、常に私の運転する車の後ろには直ぐに後続車が来ていて、前方車両は大体いなくなります。()
信号のない横断歩道がある道路は、ほぼ生活道路で制限速度も30㎞か40㎞ばかりです。
この道路を制限速度20㎞以上もオーバーしていたら、横断歩道を渡ろうとしている歩行者を発見したときには、もう遅く止まれないという状況になろうと思います。
私の長年の経験から、スピードを控えて運転していると、もらい事故も激減するのは間違いないです。
交通事故は一瞬の不注意の出来事です。事故を起こせばどんなに後悔しても手遅れです。
皆さま、どうぞ安全運転をお願いします。